「実はカードローンの返済中であることをパートナーに隠している」

「入籍したら私の借入はバレるの?」

そんな悩みを抱えている方は少なくありません。

当記事では、入籍したらパートナーに借入はバレるのか、バレる前にできる対処方法を解説します。

入籍したらパートナーに借入がバレるの?

結論から言いますと、入籍することによってパートナーに対して自動的に借入がバレるという仕組みはありません

しかし下記にご紹介するような理由で、バレる確率はどうしても大幅にアップします。

最もバレてしまいやすい理由のひとつに、郵送物があります。

通常の場合、カードローンなどは個人情報保護の観点から大々的にカードローン会社であることをうかがわせるような形で郵送物を送ってくることはありません。

カードローン会社から郵送部物が送られてくるケースは下記の3つが多いです。

カードローン会社から郵送物が来る3つのケース

  1. 契約をした直後
  2. ダイレクトメール
  3. 返済を延滞・遅延した

それぞれを解説していきます。

1.契約をした直後

カードローンなどで借入の契約をした際に、自宅あてに契約書などが郵送されてくることがあります。

この契約書の郵送を避ける対策として、カードローンであれば無人契約機などで直接契約をしてその時に契約書などを受領するという裏技があります。

しかし、一部のカードローン会社などで郵送契約を行っている場合にはどうしてもこの契約書の郵送が実質的に貸付の条件になっているケースもあり、受け取らざるを得ないケースがあります。

またクレジットカードなどについては本人限定郵便という形で郵送されてきますので、こちらも注意が必要です。

さらに、落とし穴として増額直後の契約書郵送というものがあります。

カードローンなどは一定期間返済などに遅れがなく、良好な利用状況だと自動的に借入可能額が増額されることがあります。

あるいはオペレーターさんからある日突然電話があり、増額をしないかと勧誘されることがあります。

この時増額をすると、結果的に増額契約を結んだことになります。

これにより法令に基づいて増額後の新しい契約書を郵送で送ってくるというケースがあります。

思わぬ増額により気分が舞い上がってしまいがちですが、郵送の書類があるかどうかについては必ず確認しておくようにしましょう。

2.ダイレクトメール

大手カードローン会社などではほとんどありませんが、中小の信販会社やいわゆるローカルカードローンの場合は増額などの案内をダイレクトメールで送ってくるケースがあります。

その他、審査が柔軟と言われる一部の中小規模のカードローンから借入を行うと同業他社からダイレクトメールが送られてくるようになるケースもあります。

この場合は郵送物が格段に増えますので、注意しておかなくてはなりません。

3.カードローンなどの返済を延滞・遅延した場合

これが最も割合として多く、そして警戒度も最高レベルにしなければなりません。

多くの場合カードローンなどの返済は毎月固定の日に行うことになります。

コンビニATMなどから借りては返し、というサイクルをしている場合だと毎月固定の日ではなく30日あるいは40日刻みで返済をしていくことになります。

このパターンの際も、とにかくこの返済を滞ってしまうと郵送物が届く覚悟をしなければなりません。

以上がカードローン会社から郵送物が届く3つのケースです。

まだ借入のお話をパートナーに隠している方は郵送物でバレないように気を付けましょう。

  • 自動的に借入がバレることはありません
  • パートナーに借入がバレるのは郵送物がきっかけのケースが多いです
  • カードローン会社から郵送物が来る3つのケース
    1. 契約をした直後の郵送物
    2. 広告などのダイレクトメール
    3. 返済を延滞・遅延した時の催促状

借入がパートナーにバレらどうなるか

パートナーに対して入籍前から借り入れをしていることがバレてしまうと後々離婚の原因になる、あるいはそれが原因で離婚してしまったというケースは多いので覚悟が必要です。

現在既に借入がある方は細心の注意を払う必要があります。

なお、支払いが遅れた場合は郵送と同時に電話がかかってくるようになります。

ほとんどの場合はまず最初に本人の携帯に電話がありますが、これらを無視し続けていると自宅の固定電話などに連絡が入ることがあります。

携帯の連絡についてはショートメールなどもありますので、これが原因でバレてしまうケースも十分に考えられます。

出来ることは以下のいずれかです。

  1. 隠し通して完済する
  2. 正直に話す
  3. バレるまで黙っておく

3の場合は離婚率は高いです。

一緒に暮らし始めると思いがけない時にバレてしまうので気を付けましょう。

内緒の借り入れが原因で離婚する夫婦は少なくありません

借入をバレる前に何とかしたい!

パートナーに借入をバレたくない方は、結婚する前に・またはバレる前に完済してしまいましょう。

どうしても完済が難しい方は任意整理をおすすめします。

任意整理というのは債務整理の一種で、レベルでいうと債務整理の中で最もマイルドな解決方法です。

債務整理には3つの手段があります。

債務整理3つの手段

  1. 個人再生
  2. 自己破産
  3. 任意整理

個人再生や自己破産などの債務整理を行う場合には裁判所が物事を取り仕切ることになりますので、いわゆる事件あるいは調停という扱いになります。

債務整理に関係する効果もその分だけ非常に強力ですが、当然破産者扱いあるいは個人再生中扱いということになりますので、デメリットも当然多く存在します。

それと比較して任意整理は弁護士、または司法書士に代理人になってもらい債権者と支払額の減額や返済の猶予について交渉してもらうという手続きになります。

(※司法書士の場合は依頼する先生が認定司法書士であり、さらに現在の借金総額が140万円以下の場合のみ依頼可能)

公的な整理ではなく、あくまでも話し合いによる任意での整理のため任意整理と呼ばれています。

やり方も非常にシンプルで、大まかに説明すると以下の流れです。

任意整理の流れ

  1. 任意整理をすると決意する
  2. 任意整理を依頼する弁護士に連絡を入れる
  3. 弁護士と契約する

たったこれだけです。

ほとんどの場合は任意整理をお願いしたからといって弁護士に怒られることもまずありませんし、仮に怒るような先生がいたら依頼する弁護士を変更すれば良いだけのこと。

人それぞれ借金には事情があり、好きで借金している訳ではないのですから、そこを怒られては信頼してお願いすることなんてできません。

また任意整理の最大のメリットは、弁護士や司法書士に依頼したその日から督促がすべてストップするという点です。

カードローンなどの延滞が続いていると1日に1社あたり3回から4回、複数の会社になると1日10回以上家の固定電話が鳴らされるというケースもザラです。

しかし、任意整理を依頼して債権者に受任通知を送ってもらえれば、その日または翌日からは全て代理人への連絡に切り替わります。

これだけでも、任意整理の価値は十分にあると言ってよいでしょう。

まずは精神的なバランスを立て直すところから全てが始まります。

  • バレる前に完済できない方には任意整理がおすすめです
  • 任意整理は債務整理の中で最もマイルドな解決法です
  • 弁護士などの代理人が催促に対応し、完済まで近道になり得ます

入籍したらローンが通りやすくなる?

確かに、入籍したらローンが通りやすくなる傾向にはあります。

なぜならば、配偶者の方の個人信用情報を担保に借り入れができるケースが増えるからです。

クレジットカードなどのスコアリングについても本人のみの年収ではなく「世帯年収」という形で審査を行う部分がありますので、こちらも審査が通りやすくなる傾向にあります。

ただし、この配偶者の方の個人信用情報を担保にして借入ができるのは現在のところ銀行系のカードローンがほとんどです。

それ以外のカードローン会社などでも配偶者の方の信用情報を担保にしてお金を借りることは制度上不可能ではありませんが、最近は配偶者の方の同意書などを求めるケースがほとんどです。

つまり、実質的に配偶者にバレることなくお金を借りるのはほぼ不可能と言ってよいでしょう。

ちなみにこの配偶者の方の信用情報をもとにしてお金を借りる方法を配偶者貸付といいます。

また入籍したことにより個人信用情報が新しいものになるため、審査に通りやすくなる・あるいは過去の返済遅延や審査落ちの記録をリセットできるという噂がありますが、 個人信用情報機関はそこまで甘くありません。

また、各カードローン会社の審査部もこの辺は日常茶飯時なので、きちんと追跡調査を行います。

その他様々な理由で入籍により個人信用情報をリセットすることは「ほぼ」不可能だと思っていてください。

  • 入籍したらローンに通りやすくなる傾向にある
  • 配偶者にバレることなく配偶者貸付を受けるのはほぼ不可能です
  • 入籍したことで過去の返済遅延や審査落ちの記録がリセットされることはありません

入籍したら返済は免除されるって本当?

入籍することにより返済が免除されることは絶対にありません

ローン会社も「商売あがったり」になってしまいます。

入籍をすることで、債権者が一時的に(半年~数年程度)本人を追跡することができなくなるケース自体はあります。

しかし、ほとんどの場合は債権者の権限により住民票などを開示することで現住所や現在の名前などを調べることができるようになっています。

旧住所・旧姓で借入を行った後で入籍をし、新しい住所に移り名前が変わったとしても数年以内には確実に新しい住所と新しい名前宛に督促状が届くと思っていて差し支えありません。

万が一、追跡ができずに裁判を起こされた場合にはほぼ確実に新しい名前や住所が債権者側に判明してしまいます。

絶対にカードローンの返済を甘く見ないようにしましょう。

  • 入籍することで返済が免除されません
  • 入籍し、引っ越しをしても追跡されます
  • カードローンの返済を甘く見てはいけません

まとめ

当記事の内容をまとめます。

  • 自動的に借入がパートナーにバレる仕組みはありません
  • 郵送物がきっかけで借入がバレるケースが多いです
  • 借入があることがバレて離婚する夫婦は少なくありません
  • バレる前に完済するか、任意整理することをおすすめします
  • 入籍したらローンに通りやすくなる傾向があります
  • 入籍したことで過去の返済遅延や審査落ちの記録がリセットされません
  • 入籍しても返済は免除されません
  • カードローンの返済を甘く見てはいけません

パートナーに借入を隠し通すのは簡単ではありません。

完済までの期間によっては可能かもしれませんが、リスクが高いのですぐに対処することをおすすめします。

社会的信用、パートナーからの信用を第一優先していきましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。