急にお金が必要になったときに頼りになるのがカードローンです。

多くのカードローンは申し込みをしてからお金を受け取るまでスピーディーに手続きが進むので、必要なときに必要なだけ借りられて便利です。

ほとんどの人は必要性に迫られてカードローンを契約します。

しかし、中にはカードローンを契約したけれど事情が変わってお金を借りる必要がなくなったというケースもあります。

カードローンの契約だけを結んでお金は借りない、というのは認められるのでしょうか?

当記事ではカードローンの契約をしておくだけのメリットとデメリットを解説していきます。

カードローンの契約だけしておくことは違反?

カードローンは契約のみでも問題ありません

カードローン契約は会員として借り入れの権利を認めるものです。

カードローン規約では借り入れは義務付けられておらず、契約のみで借り入れなくても規約違反には当たりません。

とりあえず申し込んで契約だけしておいても全く問題ありません。

カードローンの契約だけしておくメリット

カードローンの契約をしておくメリットは以下の4つが挙げられます。

カードローンの契約をしておく4つのメリット

  1. 審査の待ち時間を回避
  2. 夜間や休日でも借り入れができる
  3. カードの郵送を待つ必要なし
  4. サービスのランクアップ

それぞれを解説していきます。

1.審査の待ち時間を回避

1つ目のメリットは借り入れが必要になったときに審査を待たずに融資を申し込むことができます。

カードローンはスピード審査により初めての人でも短い待ち時間でお金を借りられます。

しかし、短いとはいえ待たされるのは避けようがありません。

一分一秒も惜しんですぐお金を工面しなければならないようなケースではわずかな待ち時間が致命的になることも考えられます。

カードローンの契約だけを先に済ませておくことで必要になったときに審査を待つことなくお金を借りられます。

数十分の遅れが致命傷になりかねないのなら、借り入れるときになって後悔しないよう先に契約だけしておくといいでしょう。

2.夜間や休日でも借り入れができる

カードローンの多くは24時間利用申し込みを受け付けています。

注意しなければいけないのが、24時間対応なのは受付のみで審査など利用開始に必要な手続きは24時間対応していない点です。

インターネット申し込みを利用すれば新規申し込みの手続きは24時間いつでも可能ですが、申し込みの情報がカードローン会社に届くのが時間外ならば審査は翌日の営業開始時間まで行われません。

インターネットで申し込んだタイミングが営業時間終了直後だと審査が始まる翌日の営業時間まで12時間程度待たされてしまいます。

事前に契約だけしておけば営業時間終了後にお金が必要になったとしてもすぐに借り入れることができます。

3.カードの郵送を待つ必要なし

プロミスやアイフルなどのカードローンや銀行系カードローンは窓口や無人契約機で契約手続きをするとその場でローンカードを受け取れます。

手続きが終わったら受け取ったローンカードですぐに融資を受けられます。

一方でネット銀行系のカードローンの多くはローンカードが郵送で届けられるので、申し込み手続きが完了してもカードが手元に届くまで融資を受けられません。

土日祝日をはさむとカードが届くまで5日程度かかることもあります。

ネット銀行系カードローンの利用を検討しているならすぐに利用する予定がなくても事前に申し込みだけしておくと安心です。

4.サービスのランクアップ

一部のネット銀行では利用状況に合わせてサービス内容が変わるランク制を採用しています。

系列の証券口座を開く、一定額以上の残高があるなど条件の達成に応じてランクが上がりATMの無料利用回数や金利の優遇措置など様々な特典が付与されます。

ランクアップ条件のひとつにカードローンの申し込みを掲げている業者もあります。

達成条件がカードローンの利用ではなく申し込みであるならば申し込みだけして融資を受けなくても条件達成になります。

カードローンの利用申し込みは無料でできるので、ランクアップしたい人は契約だけしておくと負担ゼロで条件を達成できます。

カードローンの契約をしておくと4つのメリットがあります

  1. 審査待ち時間の回避
  2. 夜間や休日に急に借り入れできる
  3. カードの郵送を待つ必要がない
  4. サービスのランクアップなどの優待があるケース

カードローンの契約だけしておくデメリット

メリットがあるならデメリットもあります。

カードローンの契約をしておくデメリット

  1. 信用情報に申し込みの記録が残る
  2. 不正利用のリスク
  3. 営業電話やダイレクトメールが来る

それぞれを解説していきます。

1.信用情報に申し込みの記録が残る

カードローンを利用すると金融機関が個人情報を紹介する信用情報機関に利用の事実が記録として残ります。

信用情報に記載されるのはお金を借りた記録だけではありません。

カードローンを申し込みをしただだけでもその情報が記録されてしまいます。

信用情報機関が申し込みだけで情報を記録するのは「借入枠」に関わってくるのが理由です。

個人がどれだけお金を借りられるかはその人の属性によって決まります。

年収や住まい、資産状況などによって決まった借り入れられる金額我を借入枠といいます。

借入枠は実際に借り入れている金額ではなく借り入れ上限額で判断されます。

カードローンの契約だけしてお金を借りていなくても契約時に決められた借り入れ上限額が100万円であったなら個人の借入枠は100万円ふさがっていると判断されます。

契約だけして利用していないカードローンによって借入枠がいっぱいになってしまうと新たにローンを組むことができなくなります。

特にクレジットカードの審査には強く影響します。

借入枠を塞ぎたくないならば不要なカードローン契約はすべきではありません。

2.不正利用のリスク

カードローンにつきまとう不正利用の問題は契約だけでもリスクが発生します。

契約を済ませているということは所定の手続きで融資を受けられる状態です。

もしカードローンの個人情報が外部に流出してしまうと不正利用によって悪意ある第三者によって勝手に借り入れされてしまい、身に覚えのない借金を背負わされる可能性があります。

契約していなければ審査で不審な点が見抜かれ、多くの場合はじかれますが、契約済みだと不正利用のリスクは跳ね上がります。

カードローンには預金口座やクレジットカードと違い盗難保険がありません。

不正利用が業者側の落ち度によるものなら補償されますが、盗難や紛失など本人の落ち度である場合は保証は受けられません。

カードローンを契約したらカード本体だけでなく個人情報の取扱にも慎重さが求められます。

不正利用の落とし穴はどこに潜んでいるかわかりません。

常にリスクを警戒しなければいけないストレスは大きなデメリットです。

3.営業電話やダイレクトメールが来る

カードローンを契約すると契約したローン会社から営業電話やダイレクトメールが来ます。

営業電話やダイレクトメールに関しては規約にも記載されている合法的なものですが、必要のない電話やメールは迷惑でしかありません。

サービスの設定で広告目的のメールや電話をストップできる業者もありますが断ってもしつこく営業してくる業者もあります。

ムダな連絡にわずらわされるのを嫌う人にとっては無視できないデメリットです。

カードローンの契約をしておくデメリット

  1. 信用情報に申し込みの記録が載る
  2. カードの盗難などで不正利用される可能性がある
  3. 営業電話やダイレクトメールなどの不要な連絡が来る

契約して放置していても無利息サービスの利用はできるの?

カードローンの中には初めて利用する人を対象に無利息サービスを提供しているものがあります。

多くのカードローンは無利息サービスの開始日を契約日の翌日からとしているため、契約だけして借り入れず放置すると無利息サービスは利用できません

例外的に契約だけでも無利息サービスを活用できる可能性があるのが「プロミス」のカードローンです。

プロミスでは無利息サービスの対象期間を契約日の翌日からではなく「初回借り入れ時の翌日から30日」としています。

契約だけ放置していても初めての借り入れであれば無利息で利用できます。

また、プロミスでは独自のポイントをためることで無利息サービスを繰り返し利用することができます。

契約だけしておく場合の注意点

カードローンを契約だけしておく場合、何よりも注意しなければいけないのが不正利用です。

契約しているのといないのでは不正利用のリスクが段違いです。

カード本体の盗難や紛失はもちろん、個人情報の漏洩がローンの不正利用に繋がる可能性もあります。

不用意に他人にカードを見せたり人の目につきやすいところに放置してはいけません。

もう一つ注意しなければいけないのが個人情報の取扱です。

契約だけした後に個人情報に変更があった場合はすみやかに訂正手続きを取る必要があります。

登録してされている個人情報と実際の個人情報が異なっていると不正利用を疑われ利用が停止される可能性があります。

引っ越しや転職など個人情報が変わったら早めに修正しておきましょう。

契約だけしておく場合の注意点

  1. 不正利用
    カードの保管には気を付けましょう
  2. 個人情報の変更連絡
    住所や勤務先などの変更があった場合はすぐにカードローン会社に変更を届けておきましょう

まとめ

当記事の内容をまとめます。

  • カードローンは契約をして、利用をしないままでも問題ありません
  • 契約だけしておくメリット
    1. いざ利用するときに審査の待ち時間などが無くて済む
    2. 夜間や休日の緊急事態でも借入ができる
    3. カードが届くのを待つ必要がない
    4. サービスのランクアップなどの優待を受けることができる
  • 契約だけしておくデメリット
    1. 信用情報に申し込みの記録が載る
    2. カードの盗難などで不正利用されるリスクがある
    3. カードローン会社からの営業連絡が来る場合がある
  • カードローン会社によっては無利息サービスが利用できません
  • 住所や勤務先などの登録情報に変更が生じるたびにきちんと変更届を出しましょう

契約だけをしておくことで、急な借入が可能になるので非常に便利です。

しかし、不正利用などのリスクがあることを忘れてはいけません。

メリットとデメリットを理解して、契約をしておくべきかどうか判断しましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。