未経験の方には予想もできない「カードローンで返済しすぎるケース」について、当記事では原因や解決法をまとめました。

面倒な手続きを発生させないためにも、当記事を理解して対処していきましょう。

カードローンを返済しすぎる時とは

カードローンで「預り金」という言葉を聞いたことがありますか?

預り金とは、本来の返済金額よりも多く払い過ぎたことが原因で、カードローン会社が保管しているお金のことです。

払いすぎるなんてこと起きるの?と疑問に思われるかもしれませんが、実は発生するケースは少なくありません。

預り金発生で多いのが以下のケースです。

預り金が発生する3つのケース

  1. 一括返済をした後、システム処理が間に合わずに引き落としをされた場合
  2. ATMでやむを得ず払いすぎてしまった場合
  3. 振込で返済する時に間違えて借入残高以上の金額を振り込んだ

それぞれを解説していきます。

1.一括返済をした後、システム処理が間に合わずに引き落としをされた場合

このケースは、口座引き落とし日の前に一括返済した場合に起こります。

口座振替で返済をしている人が一括返済をした場合、タイミングが悪いとシステム処理が間に合わずに引き落としがされてしまいます。

本来は必要のない引き落としですが、システムの都合上仕方なく起きてしまいます。

2.ATMでやむを得ず払いすぎてしまった場合

2は、硬貨が使えないATMを利用して返済した場合に起こるケースです。

振込で返済する時は1円単位で金額を指定することができますが、硬貨が使用できないATMではそれができません。

返済額が1,000円で割り切れる金額以外の場合は、借入残高以上の金額を支払わないといけないのです。

硬貨が使用できずおつりも出ないので、仕方なく多く返済したままになり、預り金が発生してしまうのです。

ATMは街中に多くあるので便利な返済方法ですが、硬貨が使用できない端末がほとんどです。

ATMで返済する人は注意が必要です。

このようにして預り金が発生した場合、利用限度額が「利用残高と預り金を合計した金額」として表示され、いったんカードローン会社が保管を行います。

利用限度額は会員ページにログインすると確認をすることができます。

  • 返済額より多く返済してしまった分は預り金としてカーローン会社が保管します
  • 預り金が発生する3つのケース
    1. 一括返済をした後、システム処理が間に合わずに引き落としをされた場合
      →一括返済したタイミングと口座引き落としのタイミングが合わない場合に発生します
    2. ATMでやむを得ず払いすぎてしまった場合
      →硬貨が利用できないATMに注意しましょう
    3. 振込で返済する時に間違えて借入残高以上の金額を振り込んだ
  • 預り金が発生した場合は「利用残高+預り金」が利用残高として表示されます

多い分は返してもらえるの?

預り金が発生しても、不安を感じることはありません。

本来は自分のお金なので、きちんと返してもらうことができます

自分から言わなくても、メールや手紙・電話などでカードローン会社からお知らせがきて、手続き方法についても指示が行われます。

一括返済をした場合、もう必要がないとカードローン会社の連絡先を削除する人がいるかもしれません。

しかし、その後大事な連絡がくることがあるので、しばらくは登録したままにしておきましょう。

預り金を返してもらう方法はいくつかあります。

まだカードローンを利用する予定がある方には以下の方法がおすすめです。

預り金を返してもらう方法(再度カードローンを利用する場合)

  1. 次回の返済に充てる
  2. 借入する

一番楽な方法は「次回の返済に充てる」ことです。

次回に支払いがある場合はこの方法を選択すると、余計な手間がかかりません。

次回の支払いはないけれど、新規に借り入れを考えているという人は、預り金の分を借り入れる方法があります。

預り金は利用者のものなので、利息は発生しません

もし再びカードローンを利用する予定がある人は、以上の方法を利用しましょう。

早く返してほしい、再度カードローンを利用する予定がないという方には以下の方法をおすすめします。

預り金を返してもらう方法(早く返してほしい・再度カードローンを利用する予定がない場合)

  1. 店頭窓口に直接行って受取る
  2. 銀行口座に振り込み依頼をする
  3. 小為替や切手で返却してもらう

以上のような方法があります。

店頭窓口で受取る場合は本人確認がされますので必ず契約者本人が訪れるようにしましょう。

近くに店頭窓口がない人は、銀行振込がおすすめです。

ちなみに銀行口座に振り込み依頼をする場合に発生する手数料はカードローン会社が負担してくれます。

安心して利用してください。

預り金は返してもらうことができるお金ですが、取り扱い方法はカードローン会社によって若干違いがあります。

主な大手カードローンの預り金の返金方法は以下の通りです。

大手カードローンの預り金の返金方法

  • プロミスの預り金の返金方法
    プロミスで預り金が発生した場合、次回の返済に充てる以外に、銀行振込、全国のお客様サービスプラザ(店頭窓口)で返金してもらう方法があります。
    お客様サービスプラザ(店頭窓口)は全国にあり、所在地はプロミスのホームページに掲載されています。
    営業時間を確認の上、利用してください。
    自動契約機とは違って平日しか利用できないので、注意をしてください。
    不明点は、プロミスコールセンター、女性専用ダイヤルで問い合わせてください。
    →プロミスの公式サイトはこちら
  • SMBCモビットの預り金の返金方法
    SMBCモビットで預り金が発生した場合、次回の返済時に相殺するか、銀行振込で返却してもらうことができます。
    SMBCモビットには店舗がないので、窓口での受け取りはできません。
    不明点は、SMBCモビットコールセンターまで。
    →SMBCモビットの公式サイトはこちら
  • アイフルの預り金の返金方法
    アイフルでは、店頭窓口での返却、銀行振込での返却、郵送での返却の方法の中から手続きを行うことができます。
    店舗についてはアイフルホームページで確認をしてください。
    プロミスと同様、平日のみの営業で営業時間も夕方までとなっています。
    不明点はアイフルコールセンターまで。
    女性専用ダイヤルもあります。
    →アイフルの公式サイトはこちら

それぞれ返金方法が異なるので、問い合わせをすることをおすすめします。

  • 預り金は返金されます
  • 預り金を返してもらう方法(再度利用予定)
    • 次回の返済に充てる
    • 借入する
  • 預り金を返してもらう方法(早く返してほしい・再度利用予定)
    • 店頭窓口で受け取る
    • 銀行口座に振り込んでもらう
    • 小為替や切手で返却してもらう
  • プロミス、SMBCモビット、アイフルなど大手でもそれぞれ返金方法が異なってくるので問い合わせしましょう

預り金を防ぐ対策

預り金は返してもらえると言っても、手続きが面倒なので発生させないに越したことはありません。

特に今後カードローンを利用しない、と決めている人は、スッキリと返済して終わらせたいですよね。

今後預り金を発生させない方法をご紹介します。

預り金を発生させない方法

  1. 事前の連絡をしてから一括返済を行う
  2. 最後の返済はATMで行わない
  3. 銀行振込の際は反映日を意識すること

それぞれを解説します。

1.事前の連絡をしてから一括返済を行う

預り金の発生を防ぐ一番の方法は、事前の連絡をしてから一括返済を行うことです。

基本的に一括返済を行う時は、事前連絡の必要はありません。

ただし、連絡なしで一括返済をしてしまうと預り金が出てしまう可能性があるので、事前連絡をすることをおすすめします。

スマホやパソコンから会員ページにログインすると借入残高が確認できますが、利息は毎日増えていくため返済する日によって借入残高は変わってきます。

確実なのがコールセンターに電話して、正確な借入残高を確認することです。

返済する日付をコールセンターに伝えると、その日の時点での借入残高を計算して教えてもらえます。

指定した日にコールセンターで教えてもらった金額を返済すれば、預り金は発生しません。

これできれいに返済が完了します。

2.最後の返済はATMで行わない

また、一番最後の返済を行う時は、ATMの利用は避けるようにしましょう。

ATMは端末によって違いがありますが、硬貨が利用できるATMは少数で多くの端末は紙幣しか使用できません。

1,000円単位でしか返済できず、借入残高に端数がある場合は預り金がどうしても発生してしまいます。

いつもはATMで返済を行っている人でも、最後の返済はATM以外の方法を選びましょう。

1円単位で返済ができる方法としてはインターネットバンキングや銀行振込、店頭窓口などがあります。

この中でおすすめなのがインターネットバンキングです。

振込手数料が無料だったり銀行振込よりも安く設定されているのため、手数料の削減ができます。

プロミスの場合は「瞬フリ(振込キャッシング)」を利用すると、24時間365日最短10秒で返済が可能となっています。
利用できる金融機関は限られていますが、金銭的にも時間的にもお得な返済方法です。

気をつけないといけないのが、銀行振込で一括返済する場合です。

3.銀行振込の際は反映日を意識すること

銀行の営業時間外に振り込みを行うと、カードローン会社に実際に振込がされるのは翌営業日になってしまいます。

振込日がずれてしまったらその分利息が発生してしまうので、要注意です。

完済したつもりでも実は返済額が残っていた、というケースが起こってしまいます。

そのまま放っておくと、気付かないうちに滞納扱いになってしまうことも。

銀行振込を利用する人は必ず営業時間内で返済を行って、その日のうちに振込が完了するように注意してください。

  • 事前の連絡をしてから一括返済を行う
    →正確や借入残高を確認し、口座引き落としが行われないように報告をする
  • 最後の返済はATMで行わない
    →紙幣しか利用できないATMの場合、預り金が発生してしまう
  • 銀行振り込みの際は反映日を意識する
    →振込日がずれてしまったらその分の利息が発生してしまい、完済にならない

まとめ

当記事の内容をまとめます。

  • 返済金額より多く払いすぎたお金を預り金と呼びます
  • 預り金が発生する3つのケース
    1. 一括返済をした後、引き落としがされてしまうケース
    2. ATMでやむを得ず払いすぎてしまったケース
    3. 振込で間違えて多く返済してしまったケース
  • 預り金は返金してもらえます
  • 預り金を返してもらう方法
    • 次回の返済に充てる
    • 借入する
    • 店頭窓口に直接行く
    • 銀行口座に振り込んでもらう
    • 小為替や切手で返却してもらう
  • プロミス、SMBCモビット、アイフルなどの大手でもそれぞれ返金方法が異なるので問い合わせしましょう
  • 預り金を防ぐ方法
    1. 事前の連絡をしてから一括返済を行う
    2. 最後の返済はATM以外で行う
    3. 銀行振り込みの際は反映日とその時点での返済額を確認する